週刊少年ジャンプ 2004年 24号 173〜227ページに掲載。55P
◆ストーリー◆
警察の手には負えない凶悪犯に対抗する、ポロ近衛銃士隊「PMG」に所属しているタニア。命令(作戦)を無視したり、上司には怒鳴られてばかりいるような小娘だが、その腕は確実で今回の事件でも力を発揮する。
お世話になっている酒場に入った強盗を取り逃がしてしまったタニア。その犯人達は次に病院で人質を取り、研修に来ていたコンがそれを理由に脅され、薬品室への案内をさせられたり、拳銃で撃たれ怪我を負わされた。しかし、偶然にもそこに居合わせたタニアが体術のみで犯人達を倒し、事件を解決する。
◆人物紹介◆
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弾丸の込め方も知らない小娘だが、近接格闘術(CQC)においてのスペシャリスト。ニオイで周囲の銃の種類と数量を判別可能。
外見は10代半ば程度。両目の下には泣きぼくろ有り。
PMGの制服着用だが、袖は肘ぐらいまでまくり、ハーフパンツ仕様となっている。首にはマフラー。ゴーグルをおでこの上に装備し、戦闘時に使用する場合も。
幼い頃、銃士隊に所属していた父親とともに家族を殺され、唯一の生き残り。体にはその当時負ったモノとは別と思われる無数の弾痕と刃物傷を持つ。スペッツ好き。
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この度の事件で、腹と手に風穴を空けられた哀れな方（もちろん治療で治るでしょうが…）けっこうなお人好し。外見はタニアと同じぐらいかと思われる。丸眼鏡着用。頬にそばかす有り。
トレヴィル・コレリック…第22銃士連隊指揮官。タニアの入隊を許可した者。いつもタニアに説教を食らわす役目(？)タニアには「ジジイ」と呼ばれる(いつもそうなのかは不明)。一癖も二癖もありそうなおじいちゃん。
ゼッサール…市警本部長。トレヴィルは「ゼス」と呼称。タニアの足蹴りを顔面に受ける。
ジョルジュ・フェブル…19歳。右目が眼帯の隻眼。今回の事件の首謀者であり、10代で構成される過激派のリーダー。仲間うちの女には「隻眼のジョルジュ様」と呼ばれる。
ジュッサク…酒場に強盗に入った一人。ボナボナの主人を人質に取っていたが、タニアに蹴りを食らって倒れる。この強盗で、唯一パクられた方。
ボナボナの主人…タニアが住まわせてもらっている酒場の主人。タニアには家賃と食費のツケをためられている。主人曰く、タニアなんて「トレヴィル殿の頼みでなきゃ疾うに追い出している」のだそう。
ラウル…他の銃士たちよりいち早く院内に乗り込んだ３名のうちの一人。２か５番隊の狙撃班所属かと思われる。
▼追記。
例の鳥さんは相変わらず健在。
ジョルジュの部下のＴシャツに「西部遊戯」で100円の賞金首だった“ヤマダ”という方の顔が描かれております(苦笑)
今回から自画像が変わり、口をとがらせている横顔に頭の上には例の鳥さんが乗っかっている絵になりました。
＜コメント＞ 一応反転で…
絵が洗練されてきたように思います。勢いもやはりそれなりにあるのでは！？ストーリーも良いと思います。燃え(萌え)とかは特には無かったですが…（強いて言えば下に書いた人ぐらい）ただ主人公タニアのインパクトは少し薄めだったのではないかと…。好みの問題だけかも知れませんが。
後から思えば（というか、某サイトさんのコメントで初めて知った。私は普通に読んでましたよ）、絵が荒れているようなコマもありますが、あれは演出でしょうか、リミット切れでしょうか…？まぁ特に気にはなりませんでしたけれども。
タニアは普通に好きですけども、要チェックなのはタニアの同僚(多分)で、長髪(頬にかかるぐらいの)で銜え煙草に無精髭が似合う優男！！タニアのことを「じゃじゃ馬」と言ってたあの人ですっ。めっちゃ好みなんですが…。名前すら出てきてないですよね？“ラウル”ではないですよねぇ？けっこう出張ってたのにな〜。名前が知りたい！いや〜かなり格好いいっすよvv ちょい怠そうなあの物腰とか！
トレヴィルのじいちゃんもけっこう好きです。ゴム弾でタニアを討つとこなんかお茶目さんで(笑)。
真面目に、タニアの過去とか詳しく知りたいです。体に残る無数の傷達はどうにしてできたのか。家族がいる頃には見せない目になってますし、初めから体術が得意であるはずがないですし。きっと辛い修行があったんだと思います。そこの辺りを読んでみたい。
自分の周囲（それもかなりの広範囲と思われる）の銃を種類や個数をニオイでかぎ分けてしまう能力なんて、特に凄いですよね。その辺のどーやって能力を身につけたのかという回想が欲しかったもしれない。だって普通にはどうやったって考えられない力ですから！小さい頃は本当に普通の女の子（父親に言われてお花屋さんになるっ、というかんじの純真な子）だったからねぇ。
あとはやはり、上に書いた名前の出ていない方の登場を！！続編、連載希望ですよっ。
